風邪のはなし

風邪を引くのは、風邪ウイルスに感染したことが原因です。

東洋医学では「風邪」は「ふうじゃ」と読みます。「邪」は人間の生理機能を阻害するものをさします。

「邪」は、まだウイルスの存在を知らなかったころの人たちが

とても寒い日や、乾燥して風も強く吹く日に病気になるよね、その辺りに何か原因があるのかもしれないね。と、考えてその何かに「邪」と名前をつけたんだと思います。人間の生理機能を損なうくらいの外部環境に、体力が負けると体調を崩して、場合によっては病気になることも起こりうる、と考えました。

対処法は、部屋の温度を暖かくして湿度も高めにして、体も温かくして寝て「風邪」を体から早く追い出そうとしました。

今はウイルスの知識や医療や抗生物質の薬があります。その治療法に加えて、風邪の予防や風邪になってしまった時の過ごし方は今でも有効です。

受験生の皆さん、今は風邪ひけないと体調管理も気をつけておられることでしょう。無事にこの時期を乗り越えることができますように!

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