卒業

日差しが濃くなってきました。明るい光と共に紫外線が強くなってきます。紫外線対策してくださいね。

卒業というと、私が心に残っているのは学生時代の卒業や友だち、先生、学び舎の別れよりも、鍼灸の資格を取ってから5年間お世話になった施術所を辞めた時を思い出します。

資格を取得してから5年目に、お世話になりながら修業していた施術所を辞めて自分で開業をしたいと思いました。

「辞めて自分で開業します」

と、当時の働いていた施術所の責任者に伝えたところ

「自分で進路を決めて『辞める』と言える実力がついたんだね。よく頑張って力をつけたね。」

と言って頂きました。

思いがけない言葉をかけて頂き、育てて頂いてたんだなぁ、と目頭が熱くなりました。

「力がついたから卒業する」それは次に進む時に私に勇気を与えてくれる言葉になりました。

門出の時に、「あなたなら大丈夫だよ」と後押ししてくれたその時を私は迷う時に思い出します。

心の中の盾であり、杖となる言葉です。

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