5月5日は立夏です。「ああ、夏の始まり」って感じがします。新緑の季節になりましたね。
植物が芽を出して、成長していくフレッシュな季節感の中で、私は歳をとること、一般的に「老いる」ことについて、思いを巡らしています。
人間って誰もが歳を重ねます。ある年齢までは成長と呼んで、喜ばしい事であったのに、それがいつの間にか、「年をとった」「老いた」と呼んで、人生の下り坂のイメージになって、悲観的なものになってしまいます。
確かに、能力も気力も体力も一番動けた頃の自分と比べると、少しずつ落ちてきていると感じるものの、悲観することではないと私は考えます。働き方、時間の使い方を見直して、自分にとって体力に無理のないペースに修正していくのは大切な事なだと思います。
なにも考えずに時間を過ごし、成長してこれましたが、成長が止まって成熟期に入ってからは人生を選択するスタイルや覚悟が必要なのかなと、思います。
今できる能力とチャレンジしてみたいことのバランスを取りながら、増えていくことのない(または目減りしていくとも言う)自分の身体能力や記憶力を大事にして老いを楽しみたいなあ、なんて思っています。
素敵な年齢の重ね方をして人生を豊かにしていくには「さあ、老いるぞ、準備はいいかな、私」って一度覚悟を決めるのは人生の節目として、誰が決めるとかではなく、今がその時だと自分が感じたタイミングで一旦立ち止まってみるのも大事なことかもしれません。
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