異国

秋の雲だわな。空気が乾いて気持ちよいです。

今週は異国に滞在したり、旅をする本を読んでます。

「深夜特急」(沢木耕太郎 著)と「セ・シ・ボン」(平安寿子著)を同時に読んでいます。

「深夜特急」はシリーズなんだけど、途中の4巻から読み始めてます。インドからパキスタン、アフガニスタンを旅してます。行ったこともない異国の地だけど、風景が見えてくるみたいな文章で面白いですよ。リゾートやグルメとは対極的な旅で、時々沢木さんの気持ちがすさんでく様子や、風景に感動する感情が躍動感あって面白いです。アジア、ヨーロッパで人種が違いによってコミニケーションが違うこととかも、「へー、そうなんだ」ってわかって面白いです。

「セ・シ・ボン」は、フランスに滞在してる間の話です。語学留学目的の3カ月間だけど、勉強よりも留学先のパリで出会った、呆れて風変わりな人物や出来事の話です。イギリス、スイス、ノルウェー、オーストリア、トルコ、アメリカ、日本などから集まってるんだけど、平さんが毒舌なのかなって考えてしまうほど異国の人は、様々な行動をします。

異国や旅への憧れもありますが、私は作者の体験を通じて、海外では日本人ってどう見られてるのかが分かって、とっても面白いです。

2冊を読みながら、いろんな国の、いろんな価値観や生き方があっていいんだなぁって改めて思ってます。

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