雨が上がって、朝から空ががモヤっとしてます。空気中の水分がたくさんです。
お客様の中に、「肩凝がひどいので強く揉んで欲しい」とおっしゃる方が来られます。
凝ったところを、思いっきり押したり揉んだりする刺激は確かに凝りが軽くなったように感じますね。
ところが、筋肉を強く揉むのは逆に筋肉を傷つけています。
そもそも「凝り」と言いますのは筋肉が緊張して硬く強張った状態ですね。
筋肉の中を通っている血管が細くなって、血液が流れにくくなります。それによって筋肉に届けられる酸素や栄養が足りなくなって、老廃物(疲労物質)も溜まりやすくなり、痛みや張って苦しくなるのです。
そこから筋肉はますます硬くなり血行が悪くなり、疲労物質が溜まる悪循環になります。
その状態で筋肉を強く揉むと、筋肉が筋膜が裂けたり内出血を起こして筋肉は傷つきます。これが「揉み返し」って言われることです。
凝ったところを強く押すとスッキリするのは筋肉の中の疲労物質が流れて緊張が一時的に緩むからです。
凝った筋肉の筋緊張は、軽く手をあてる位で緩みます。
強く揉んだりグリグリ押したりしなくても大丈夫です。ゆっくりゆっくり軽い気持ちで圧をかけていれば大丈夫です。
日常で血行を良くする為に気をつけて頂きたいのは、関節を使って動かして同じ姿勢を何時間も取らないことです。
あまりにも辛い時は鍼灸もオススメです〜😊
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