流れる経絡

今日は花冷えですかね。日も薄日で寒いです。

鍼灸術に限らず、タイ式やアーユルヴェーダや伝統的療法にはエネルギーが流れているルートがあると考えています。

一説にはこの考え方は、治水工事の発想だと言われています。

灌漑治水工事は古代社会では、生活や農業、経済に関する大事業でした。

大陸の運河は大きくて広くて「治水」の文字から分かるように、水の流れを治めることで、災害に備えたり生活を守ったり、豊かさを生み出したりしたのでしょう。

(余談ですが、私は日本の河川しか見たことないけど、大陸の大河はもう向こう岸が見えないらしいです。スケールが大きいんですって!)

身体の中を流れる、気、血、水を川の流れになぞらえて、流れが滞りなく、必要な量で、濁りない状態でリズム良く流れることが人間の健康な姿だと思っていたと想像します。

経絡は体表面と体内を連絡するルートであり、気、血、水が循環するルートです。

流れることは代謝機能も含まれます。だから、骨や筋肉、皮膚も流れてます。

全身が巡ることを意識やイメージして、癒されてしまう私です😚

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