鍼のこぼれ話

双子のタンポポかな?

むかしむかし江戸時代のことです。

徳川家の五代将軍さま、といえば徳川 綱吉さん。有名な「生類哀れみの令」ですね。

この綱吉さんは実は「ぶらぶら病」という病いにかかっていたんだそうです。このぶらぶら病っていうのは現代の「うつ病」ってところです。

『なーんにもやる気が起こらずぶらぶらしている』

まぁ、将軍様がこんな調子だとお付きの方始めみんなで心配にはなりますね。綱吉さん本人も辛かったのではないかと思います。

そこで治療の為に呼ばれたのが、「杉山和一(すぎやま わいち)さん」

和一さんは盲目の鍼灸師さんですが、この和一さんの治療で綱吉さんはぶらぶら病から回復しました。

めでたし、めでたし。

かなり端折った話しでしたねー

どんな風に治療をしていたのかは分かりませんが、綱吉さんは後に和一さんですが為に住居を建てたりいろんな支援をしてるところから、2人の間には深い信頼関係があったのではないかと想像します。

歴史の中には鍼灸師と鍼灸があった、というお話しでした。^_^

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