
体調がすぐれず、市販の薬を飲んでいたけれど身体の不調がどうにもならなくなるまで我慢する人が多い気がします。
「我慢できるうちは健康」だと思ったり、「このくらいのことで休んだら職場に迷惑をかけてしまう」と、思って頑張っているうちに自分の限界を超えて無理をしてしまう方がいらっしゃいます。
頑張ればなんとかなる。と気持ちは意気込んで突き進んでも、肉体は物質的な側面があるので頑張りすぎると、オーバーヒートしてしまって、限界がきてしまいます。
そうすると、疲れが回復しにくくなったり、寝つきが悪くなったり、といったところから自律神経系が乱れ始めます。やがて血圧が高くなったりだとかダメージがあらわれます。
自分の健康について、自分に問いかけることは大切です。
「凝っているところや痛いところはないかな?快食、快眠、快便かな?どう過ごしていると自分は心地良くいられるかな?」
不調を治そうとする前に、自分自身で気持ちや身体の状態を感じ取っていることも大切です。どこが自分にとって無理しないでいられる範囲内かを知っておくこと。もし時には、無理をしなくてはいけない状況になったとしても、疲れや痛みなどの身体のサインをキャッチしておいてください。自分の体調に自覚があるか、無自覚かでも健康状態は変わってきます。
数値は正常範囲内でも、自分の感じで「なんとなく調子悪いなぁ」と感じることを無視しないでください。身体は常に変化しています。勢いのある時ばかりではなく、勢いがない時もあると知って、その状況にあわせてのんびり過ごすという選択肢も増やしてください。
それが「養生 ようじょう」という健やかに生きるための智恵です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今週も良い1週間をお過ごしください。
と、
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