私の施術修業

雨が上がって、暑くなりました。西日本では被害が大き過ぎて大変ですね。心からお見舞い申し上げます。

萩の花が咲き始めました。いつの間に!って驚きます。植物は咲く時をどうやって知るのでしょうか?

私が鍼灸の道に進み、またエステティックの技術を学んできた中で一番難しい課題がありました。

それは「なぜその技術を行うのか根拠や理由、目的を明確にしなさい」ということでした。

指導の先生から「なぜそのツボを選んだのか?」又は「どうしてその手順で施術するのか?」説明を求められました。

模範解答はなく、ただ自分の考えを自分の言葉で示すことは難しいとつくづく思いました。

主観的、確信が低いとしどろもどろになってしまいます。突っ込んだ質問に答えられないのです。汗びっしょり、とても消耗しました。

学校を卒業してからも、考える事を続けました。臨床経験値が上がってくると、客観的に一定の結果が出るという確信が持ててくるのが分かりました。そうすると自分の考えを自信持って答えられるようによってきました。

自分のすることに説明が出来て、その技術を目的を持って行うことがプロなんだと思います。今考えると、その思考の持ち主になることを訓練されたのだと思います。

ただなんとなく技術をするのでは結果は出ません。お客様の求めてる状態を出すのが施術側の責任です。プロの立場からの提案も出来ることも求められます。

卒業して、やっぱりこの仕事に就いてよかったと思える今日この頃です。

これからもずっと、この仕事を愛して、精進します。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

error: Content is protected !!