身近にあるもの

桑の葉です。昔は養蚕が盛んで、沢山桑畑がありました。

雪の多い地域に住んでいるウィルタ人は雪をいくつもに分類した言葉があるそうです。

1年の半分が雪と氷に閉ざされる世界に長いこと暮らしてきたからだそうです。

積もっている雪、積もった雪、木の上に積もった雪、溶けかかった雪。

その土地で当たり前のことが他所の土地では奇妙な文化や伝統に見えることがありますね。

例えば、飯田にはお蚕さんが繭に包まれてさなぎになった状態を食べる習慣があります。

「お蚕さんは虫じゃないんだよ」って子供のころ言われたし、さなぎも佃煮になっていて身近に売ってたものでした。

他県の方が見たら抵抗があるかもしれないですし、私も、もし生でカエルや虫を食べるようにすすめられたらたら「ちょっと無理だな」って思います。

けど、その土地には雪や虫との繋がりが身近にあって、当たり前に生活をしてきたとしたら、偏見なくそのまま受け止めたいなって思います。

「ゴキブリや大腸菌やカラスが汚いんじゃない、微生物が分解したり腐敗物を食べてくれるから世界は成り立つんだ」って生物の先生が言ってまして、私は影響受けました。

人間ってつい、自分の常識で世界を狭めてしまいやすいので、たまには自然の側に視点を変えることが大事かなと思います。

変な人って言われちゃいますがね😝

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