鍼灸で治る?治らない?

12月を迎え、日増しに寒くなって来ますね。

「鍼灸ってどう健康にいいの?」ということについて、ご説明します。

鍼灸は鍼とお灸の2文字からなるように、鍼とお灸を使って、体の痛い箇所や全身の疲れのお悩み改善にアプローチします。具体的には皮膚や筋肉に対して刺激を与えることで筋肉の凝りを和らげたり血行を良くしていきます。

身体が冷えたり、睡眠のお悩みや下痢や便秘のお悩みまで鍼灸の適応は意外と多くあります。これらに「共通しているのは血流が良くない状態」だからです。

問題の現れている箇所というのは、大体が体の使い方が間違っていたり、そこにばかり負荷がかかっていたりするので痛みサインを身体が出しているとも考えられます。

そのサインを丁寧に読み解いていって、鍼やお灸の物理的な刺激で制限を解消する方向に働きかけてあげるのです。

体はいろんな要因で成り立っているのですが、健康状態であるというのは秩序が保たれている状態で、不調というのは秩序が乱れている状態ともいえます。この不調を整えるのが東洋医学の健康観であり、東洋医学の考えに基づく鍼灸施術になります。

なので、治す治らないというより、「整える」というのが本質的かと思います。整えることで秩序が保たれて、不調が解消されて問題が緩和される。

それが鍼灸なのです。

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